TERMS OF USE利用規約
2023年9月26日制定
2024年4月1日最終改訂
本規約は、国立大学法人北海道大学(以下「本学」という。)が管理・運営する「オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」」(以下「エンレイソウ」という。)を利用するにあたり必要な運営上の規定及び遵守事項を定めるものです。
第1条(目的)
エンレイソウは、本学の教職員及び学生と他大学、地方公共団体、企業等の交流を促進し、社会や地域の課題解決に向けた組織の枠を超えた連携によるイノベーションの創出に資することを目的とします。
第2条(施設)
エンレイソウに、次の施設を置きます。
- メインラウンジ
- カフェラウンジ
- プレゼンテーションラウンジ
- 第1会議室
- 第2会議室
- 第3会議室
第3条(開館時間)
エンレイソウの開館時間は、午前8時から午後11時とします。ただし、管理運営責任者(総長)が必要と認めたときは、開館時間を変更することができるものとします。
第4条(本学以外の未成年者の利用時間)
エンレイソウを本学以外の未成年者(高校生、高等専門学校生等)が利用できる時間は、午前8時から午後9時までとします。ただし、管理運営責任者が必要と認めたときは、利用時間を変更することができるものとします。
第5条(休館日)
エンレイソウの休館日は、12月29日から翌年1月3日までとします。ただし、管理運営責任者が必要と認めたときは休館日を別に定めることができるものとします。
第6条(会員登録・利用資格)
-
エンレイソウを利用する者は、YADORIGIシステム(以下、「システム」という)で会員登録を行うものとします。利用資格のある者は次のとおりです。
- 企業関係者
- 個人事業主
- 国や地方自治体等の職員その他これに準ずるもの
- 本学以外の高等教育機関の教職員
- 本学の教職員その他これに準ずるもの
※TA・RA・TFを除き((6)の学生として扱う)、名誉教授、招へい教員、客員教員、本学との人事交流協定等に基づき本学に勤務する職員等を含む。 - 本学の学生
※学士、修士、博士等の課程を問わない。研究生、聴講生、科目等履修生、特別研究学生、特別聴講学生を含む。 - 本学以外の国公私立大学、高等専門学校、専門学校の学生
- その他管理運営責任者が特に認めた者
-
本学以外の未成年者(高校生、高等専門学校生等)がエンレイソウを利用する場合は、別途定める方法により保護者の同意を得て会員登録を行うものとします。
第7条(在籍照会・本人確認)
- 第6条により会員登録を行った学生及び本学に在籍する職員は、登録後在籍照会を行います。
- 第6条により会員登録を行った本学に在籍する職員及び学生以外の者は、本人確認書類及び社員証の写しを提出又は提示し、本人確認を受けてください。
第8条(登録条件等)
本学は、次の各号に掲げるいずれかに該当するときは、会員登録をお断りします。
- 利用目的が第1条に定める目的に合致しないとき
- 特定の政党の利害に関する事業を行い、又は公職の選挙に関し、特定の候補者を支持する目的で利用するとき
- 特定の宗教を支持し、又は特定の教派、宗派若しくは教団を支援する目的で利用するとき
- 当該者の利用にあたって、喧噪で他に迷惑を及ぼす恐れがあるとき
- 会員やイベント、セミナー等参加者に対し、利用前、利用中又は利用後のいずれかにおいて、本人の意に沿わない勧誘活動又は金銭の要求を行うものであるとき
- イベント、セミナー等参加者または参加予定者が参加の取り止めを希望した場合、これを阻止するものであるとき
- イベント、セミナー等参加者の名簿・個人情報などを、本人の同意を得ないで、今回の使用目的に必要な範囲を超えて使用するものであるとき
- 当該者の利用目的が、公序良俗に反し、若しくはその恐れがあると認められるとき、又は本学の公共性若しくは公益性を損なう恐れがあると認められるとき
- 当該者が利用することで、本学の事業及び事務の遂行に支障が生じるおそれのあるとき
- 当該者が、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2項に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)、暴力団関係企業、総会屋若しくはこれらに準ずる者又はその構成員(以下、これらを総称して「反社会的勢力」という。)であると判明したとき
- その他公共性又は公益性を損なうおそれのあるとき
第9条(登録情報の変更)
会員は、登録情報に変更が生じた場合、速やかに変更手続きを行うものとします。
第10条(退会)
- 会員は、退会を希望する場合は、電子メール等により管理運営責任者に申し出るものとします。
- 第1項の退会が処理された時点において、会員が利用料を滞納している場合、会員は、本学が指定する方法により所定の期日までにこれを納付しなければなりません。
第11条(除名)
-
会員が次の各号に掲げるいずれかに該当する場合は、本学は何らの催告なしに当該会員を除名することができるものとします。この場合において、本学が除名した旨を当該会員に対し通知した時点で、会員はその資格を即座に失うものとします。なお、通知は、書面の送付又は会員が届け出ている電子メールアドレス宛てのメール送信等、本学が適切と考える方法で通知するものとします。
- 本規約に違反したとき
- 第8条の各号に掲げるいずれかに該当することが判明したとき
- 本学の名誉、信用を毀損し、又は本学の秩序を乱したとき
- 利用料を滞納し、本学からの催告に応じないとき
- 入会に際して本学に虚偽の申告をしたことが判明したとき
- マルチ商法、情報商材の販売及びそれらに関連する恐れのある活動を行ったとき
- その他本学が会員としてふさわしくないと判断したとき
- 前項により除名された会員は、当該時点で発生している利用料を本学が指定する方法により所定の期日までに納付しなければなりません。
- 本学は、本学が第1項により除名を行った場合に、当該除名に起因する会員の損害に関し一切の責任を負いません。
第12条(会員でない者の使用)
会員は、次に記載する理由による一時的な使用に限り、会員でない者にエンレイソウを使用させることができます。
- 会員の紹介による見学・体験使用のため
- 会員主催等のイベント、セミナー等への参加のため
- その他、管理運営責任者が使用を認めた場合
第13条(利用プラン)
エンレイソウは、以下の利用プランを選択し登録した者が利用できるものとします。
-
コワーキング利用(月額)
申込月の営業時間内にメインラウンジ、カフェラウンジを自由に利用することができる。 -
コワーキング利用(1日)(ドロップイン)
利用前にシステムで1日単位の利用予約を行い、予約日の営業時間内にメインラウンジ、カフェラウンジを自由に利用することができる。 -
コワーキング利用(1時間)(ドロップイン)
利用前にシステムで1時間単位の利用予約を行い、予約時間内にメインラウンジ、カフェラウンジを自由に利用することができる。 -
貸切利用(メインラウンジ、カフェラウンジ)
メインラウンジ、カフェラウンジを1時間単位で貸切利用することができる。 -
貸切利用(第1会議室、第2会議室、第3会議室)
第1会議室、第2会議室、第3会議室を1時間単位で貸切利用することができる。
第14条(申し込み方法)
各会員分類における各利用プランの申し込み方法は以下の表のとおりとします。
コワーキング利用
会員区分 | 利用プラン | |||
---|---|---|---|---|
月額会員 | 1日利用(ドロップイン) | 1時間利用(ドロップイン) | ||
学生・北大教職員 | システムにより、該当プランに登録する | ― | ― | |
学外利用 | 月単位利用 | システムにより、該当プランに登録する | ― | ― |
スポット利用 | ― | システムにより希望日時を指定して該当プランに登録する | システムにより希望日時を指定して該当プランに登録する |
貸切利用(利用単位:1時間)
会員区分 | 利用プラン | ||||
---|---|---|---|---|---|
1階 | 2階 | ||||
メインラウンジ | カフェラウンジ | 第1会議室 | 第2会議室 | 第3会議室 | |
学生・北大教職員 |
|
システムにより希望日時を指定して該当プランに登録する | |||
学外利用 |
第15条(禁止行為)
会員がエンレイソウを使用するにあたって、以下の行為を禁止します。
- 許可なく火気等をしようすること又は火気等を持ち込むこと
- 床や壁等に釘や鋲等を打ち付けること
第16条(原状回復)
会員は、コワーキング及び貸切利用が終了した場合には、自らの所有する物品等の一切を搬出し、当施設から借受けた物品等を返却又は所定の位置に戻した上、退館するものとします。
第17条(損傷等の届出等)
会員は、その責めに帰すべき事由により、エンレイソウの施設、設備等を損傷若しくは滅失し、又はこの規約、使用の条件若しくは管理運営責任者の指示に違反したことにより本学に損害を与えたときは、これを賠償しなければなりません。
第18条(使用料)
-
エンレイソウの使用料(税込)は、以下の表のとおりとします。
コワーキング利用
会員区分 利用プラン 月額会員 1日利用(ドロップイン) 1時間利用(ドロップイン) 学生・北大教職員 無料 ― ― 学外利用 月単位利用 16,500円 ― ― スポット利用 ― 2,200円 550円 貸切利用(利用単位:1時間)
会員区分 利用プラン 1階 2階 メインラウンジ カフェラウンジ 第1会議室 第2会議室 第3会議室 学生・北大教職員 無料 無料 無料 無料 無料 学外利用 1時間
6,300円1時間
2,100円1時間
3,200円1時間
1,300円1時間
1,200円 - 会員は、原則として、システムを通じたクレジットカード決済によって、使用料を支払うものとします。
- 月額会員の契約期間は登録日より1カ月間とし、1カ月ごとの自動更新とします。解約の際は、契約期間満了の前日までに、システムを通じて申請してください。
第19条(入退館)
- エンレイソウへの入館は、顔認証システムを用いて行うものとします。会員は、エンレイソウ会員登録システムにより顔認証登録のための読み取りを行う必要があります。
- 前項により読み取った顔認証データは、入退館における顔認証及び捜査機関への情報提供にのみ使用され、他の目的では使用しません。
第20条(インターネット環境提供サービス)
- エンレイソウでは、会員に対し、インターネット接続を可能とする環境を提供する(以下「インターネット環境提供」といいます。)ものとします。
- 会員が本学のインターネット環境提供を用いてインターネットへ接続する場合のトラブル等については、本学は一切の責任を負わないものとします。
- 本学は、業務上必要であると認める場合又はやむを得ない事由が発生した場合、インターネット環境提供を一時停止することができるものとします。
- 本学が会員に対し、原因の如何及び帰責性の有無にかかわらず、インターネット環境を提供することができない場合、これにより会員に損害が生じた場合でも、会員に対してその損害を賠償することを要しません。
第21条(利用の停止・制限)
-
次の各号に該当する場合には、会員に対して、原則として10日前までに告知したうえで、エンレイソウの全部又は一部について一時的に利用制限を行うことがあります。
- 本学又は本学の承諾を得た者がイベント、セミナー等を実施する場合
- 計画的な設備の保守、点検、修理などを行う場合
- その他本学が合理的と判断する事由により利用を制限する場合
-
次の各号に該当する場合には、会員への事前の通知なく、エンレイソウの一時的な運用の停止や利用制限を行うことがあります。
- 緊急で設備の保守、点検、修理などを行う場合
- 火災・停電等の事故によりエンレイソウの利用ができない場合
- 天変地異、テロ、感染症、疾病その他の不可抗力事由に基づき、エンレイソウの運用ができない場合
- その他本学が合理的と判断する事由によりエンレイソウの運用を中断する場合
第22条(私物の管理)
エンレイソウ内で拾得した遺失物及び許可なく設置・放置された私物については、原則として30日間保管します。この期間を過ぎても持ち主が受取りに来ない場合又は持ち主が現れない場合には、処分させていただきます。なお、処分に費用がかかる場合、持ち主にその費用を請求することがあります。
第23条(免責)
エンレイソウの利用に際して生じた一切の事象について、本学に故意又は重大な過失があった場合を除き、本学はその責任を負わず、また会員に対する損害賠償義務も負わないものとします。
第24条(損害賠償)
会員がエンレイソウの利用に際し、自己の責に帰すべき事由により本学に損害を与えた場合、当該会員は速やかにそれを賠償する義務を負うものとします。
第25条(個人情報の利用)
本学はエンレイソウの会員登録等を通じて本学が知り得た会員の個人情報(以下「個人情報」といいます。)について、「国立大学法人北海道大学個人情報管理規程」に従い、取り扱うものとします。
第26条(録画情報の利用)
- 本学は、エンレイソウにセキュリティカメラを設置し、撮影した映像を、一定期間保存後、削除することとします。
-
セキュリティカメラで撮影した映像は、以下の利用目的により使用する場合があります。
- 当施設内における本規約に違反する行為や犯罪行為の監視及び抑止、捜査機関への情報提供
- 当施設の利用状況の確認及び災害等有事の状況確認
- 当施設内における遺失物等の有無
第27条(登記)
エンレイソウの住所を本店登記先として使用することはできません。
第28条(反社会的勢力の排除)
-
会員は、自ら及び同伴者が反社会勢力に該当しないこと、および次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約するものとします。
- 暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること
- 暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
- 自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること
- 暴力団員等に資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
- 役員又は経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること
-
会員は、自ら又は第三者を利用して次の各号の一つにでも該当する行為を行わないことを確約するものとします。
- 暴力的な要求行為
- 法的な責任を超えた不当な要求行為
- 取引に関して、脅迫的な言辞又は暴力を用いる行為
- 風説を流布し、偽計若しくは威力を用いて相手方の信用を穀損し、又は業務を妨害する行為
第29条(本規約の変更)
- 本学は、必要と認めた場合、本規約の改定を行うことができるものとします。
- 本規約の改定を実施するときは、本学は原則として改定の効力発生日の30日前までに施設内への掲示、本サイトへの掲載又は書面若しくは電子メールによる通知など本学が適切と判断する方法で通知します。
- 本規約の改定が施行された時点から、すべての会員が当該変更内容及びその適用に同意するものとします。
第30条(協議)
本規約の解釈に疑義が生じ、又は本規約に定めのない事由が生じた場合、本学及び会員は誠意をもって協議の上、それを解決するものとします。